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      株式会社のルーツ


株式会社のルーツは大航海時代にさかのぼると言われています。

この時代に航海して、外国へ行くことは大変に危険なことでした。

カーナビもなければ、無線もない時代です。

 

しかも大型船を建造し、多くの船員を雇い、長期の航海をするのには大きな資金が

必要でした。

当時は航海ごとに座を開き、出資を募っていました。

きっと座ではどこへ行って、どういう物を持って帰ってきて、利益がどれくらい

得られるかをプレゼンテーションしていたのでしょうね。

これは今のIR(投資家向けの情報発信)と同じですね。

航海ごとに出資を募り、戻ってきて輸入品を販売して得た利益を出資者に分配して

終わりでした。

 

航海がうまくいった場合はこれで良いでしょう。

しかし、失敗して投資した船が帰ってこなかった場合、投資した金は全てパーです。

まさにハイリスク・ハイリターン。

当時は1回の航海が成功すれば大儲けで、失敗すれば大損という丁半博打みたいな

投資だったのです。

ですから投資する人間は資金的に余裕がある、一部の貴族や大金持ちに限られます。

大金持ちは数が少ないので、結果的に調達できる資金の量は限られてしまいます。

 

ハイリスク・ハイリターンだから大金持ちしか投資できないのです。

逆に言えば、リスクを減らせば、もっと幅広い層から資金調達できます。

ミドルリスク・ミドルリターンの考え方です。

ここで一回の航海で精算しないで、二回、三回と続けて航海すればいいという

考え方が出てきました。

一回の航海ではリスクが高いが、続けて十回航海すれば十回の内、二、三回は

失敗しても残りが成功すれば利益が出ると考えました。

こうして事業の継続性を考えて、考案されたのが株式会社です。

 

1602年にオランダで設立された東インド会社が世界最初の株式会社であると

言われています。

これは日本の歴史で言うと関ヶ原の合戦が終わった、二年後です。

ん〜、歴史が違いますね。

 

株式会社は会社の保有権を細かく分割して販売し、薄く広く出資を募るのが特徴です。

これにより企業は大きな資金量を調達でき、投資家はリスクを分散させることが

可能になりました。

 

資本主義って学べば学ぶほどよくできています。

 

 

 

 

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