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■オープンブック・マネジメント 経営数字の共有が会社を変える
「業績が思わしくないが、どうしたらよいのか」
「社内に元気がない。何とかしたいのだが」
「何かを変えなきゃダメなのはわかっているが、どうしていいか分からない」。
そうお悩みの経営者の皆さん、オープン・ブック・マネージメントをご存じですか?
社員と経営者の考えや意識は天と地ほどに違います。
従業員の考えていることはこうです。
「社長は裕福だから、上司が必死になって取り組んでいる問題も深刻にはならないだろう・・・。
少しくらい支出が増えたからといって、どうってことはない。
少々の事はいいじゃないか。
こう考えるのが人間の常であります。
少額の余分な支出が、どれほど大きな影響力を持つかを知らなければ、じっくり考えることもない。
「どうせ会社が払うんじゃないか。何も心配することはないさ」と思うのです。
従業員は自分の担当する範囲のデータは得ることができます。
ところが会社全体の業績は知らないし、まして自分の実績がどのように会社の業績に影響を与えているか知らないわけで、
こんな状況だと「自分もまぁ少しは悪いけど、きっと他の誰か(通常は経営者)が失敗しているから会社の業績は悪いんだ」という考えになってしまうのも無理ありません。
オープンブック・マネジメントとは、従業員に財務諸表などの経営情報を公開し、効率的かつ効果的に企業を経営する手法を指します。
情報を公開し、共有し、成功に伴う報酬を与えることによって、従業員にはオーナーシップが芽生え、経営者の視点に立って思考し、行動するようになります。
社員が単なる“雇われ者”から、力を合わせて会社全体の利益を追求しようとする“ビジネスプロフェッショナル”に変わっていくのです。
オープンブック・マネジメントが必要になってきた背景には、よりスピーディーになり、競争が激しくなってきた市場や経済の変化があります。
統率的、指示管理型のこれまでの経営スタイルではこうした変化に対応できません。
社員個人が経営者意識を持ち、自立的に動いていく組織のみが急速な変化に対応できるのです。
本当の問題は意識のギャップではなくて、情報のギャップなんです。
もちろん、会社の財務状況を公開するだけではダメです。
その数字がどういう意味があり、自分たちの仕事とどう関わっているかを従業員に理解してもらわなければ意味がありません。
オープンブック・マネージメントの基礎は財務諸表を読んで、意味を理解することです。
全てはそこから始まります。
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